戦後のお米事情と国の施策

米の配分管理は、農林省管轄だったが、酒造米の管理は大蔵省だとか。しかも大手の蔵と、その蔵に納める桶売りをする蔵にも積極的に配分したそうです。しかし、自分で酒を造り売る蔵には配当は少なかったようです。そこには国として大手酒蔵を重要視し、ある程度蔵を絞る国の方針があったのでしょう。また、国としては税を納めればいいわけですが、お酒の味まで口を大きく出している。国の文化として育てなければならないというのは、口先だけなのかもしれません。