鯉川 純米吟醸生酒 鯉川酒造 山形

銘柄は山形出身もあり、また幻の米『亀の尾』を復活させた蔵でも知られてますので十分知ってましたが、じっくり飲むのははじめてです。また、コミックの夏子の酒での幻の米のモデルになったのも有名です。(夏子の酒の蔵は鯉川ではありませんがね)冷や(とは常温)で飲めばすっきりタイプでお刺し身などによく合う感じを受けましたが、お燗にした場合は旨味がじわっと出て、またこれがたまらない味をだします。燗はちょっと重たい食事にも合うと思います。でも温度が違えばこれだけ味が変わり、合う料理も違うように思わせるのは、さすが鯉川、◎ですね。ちょっと常温で置きっぱなしにして、味のりをみたいと思ってます。購入は阿佐ヶ谷のとある酒屋さんで、店員さん曰く、『デパートやスーパーで出す酒(卸問屋仕入れの意味)と同じ銘柄を売るようじゃ、うちの価値はありません』、売る酒は現地調達で直接仕入れるのをモットーとし、地酒専門の店ですね。並んでる瓶も知られてないものが多いようです。この酒屋さんは楽しみですね。
データは、純米吟醸精米歩合50%、酒度+4、参度1.4、アミノ酸0.6、アルコール度15.3%、中取りしぼりたて生酒