価値ある酒蔵の本です。

2009年初版の「日本の酒蔵」です。
九州大学建築学助教授だった山口昭三さんが書かれたものです。
最初は酒蔵の建築を任され、そこから日本酒にどっぷりだそうで、日本酒全般のことも書かれてます。
中心は酒造の建築について詳細にわたり書かれてます。蔵の図面も全国の蔵を巡り入手されたとか。
何といっても、昔からの酒造場の形がわかり、価値ある本です。
建物の大きな違いは、地域に根ざした蔵の建物と、はじめから量を目的で作った建物などは、そもそもの考え方、建て方がちがうとか?
今の建物は工場になっているところも多いですが、お米を上手く運ぶために、3階建てなどで、上の階から造りはじめるところもありますね。
いろいろと工夫してます。
#日本酒の蔵の建物から見た日本酒の歴史ですね(^_^)